交通信号機まちだより
交通信号機まちだより

東  京  編
東  京  編
 銀座のデザイン灯器

  デザイン灯器の1代目は、アームが茶色で灯器が灰色でしたが、 2代目は茶色一色となっています。
矢印灯器も1代目は、通常の丸型1代目灯器が使われていましたが、 2代目からはデザイン灯器となり見栄えが良くなりました。
 銀座のデザイン灯器

  歩行者灯器も茶色一色となりました。
1代目も2代目も小糸工業製で銀座通りすべて統一されています。
 最近のデザインアーム

  最近でデザインアームを用いた設置がメイン通りで増加しています。
灯器との接続は従来の横接続で、アームを支えるターンパックルもありません。
風で向きが変わる可能性があります。

 ゼブラつき灯器

   昭和53年頃まで愛知県と同様に歩道橋などの灯器にゼブラ板の設置を行っていたようです。
現在は、歩道橋の灯器にはゼブラは設置されていません。
 災害用灯器

  東京都内の幹線道路には、普段点灯しない矢印灯器がたくさん設置されています。
この灯器には目印の黄色のシールが貼ってあります。
 緊急交通路

  災害発生時にはほとんどの幹線道路が通行止めとなり、災害用信号で矢印制御することで車が流入しないようにコントロールされます。

東京の制御機には、他府県ではある桜の大門のマークとメーカプレートがありません。
また貼り紙防止のために、表面がいぼいぼになっています。これは感知機等のすべての制御機がこのような仕様となっています。

 東京の制御機

 ボタン信号の看板

  夜間ボタン式の場合に青地の白文字の看板がすべて設置されています。
また夜間点滅式には、これと同様の「夜間点滅式」と書かれた看板が設置されています。
 自転車用信号

  通常車両が来ない方向にも信号灯器がすべて設置されており、「自転車用」「自転車専用」の看板が設置されています。

 日本信号のレンズ

  東京で現在設置されている日本信号製灯器は、レンズ部はOEMが使用されています。
 東京の裏風景

  裏の道では、角型の灯器がまだたくさん残っています。
ほとんどが昭和47〜52年に設置された灯器となっています。
 制御器パイプ

  90度曲がり管2本を組合わせた標準的な工法です。

 ケーブル引き出し口

他の県で使用している一般的なエントランスキャップではなく、180度曲がり管を使用しています。
他府県でも昭和40年代の制御機の工法で180度曲がり管を使用したものが当時ありました。
 信号ケーブル

  ワイヤー内蔵ケーブルで、ワイヤーをそのまま止め具に接続しています。
帯電防止器具は使用していません。
 端子箱

  10年ぐらい前から警察の(警)でなく(K)となりました。
日本全国で端子BOXに(K)と記しているのは東京だけではないでしょうか。
サブページへ戻る