デザイン信号接続方法編

デザイン信号接続方法編

デザイン信号灯器が、各都道府県で設置されていますが、分類すると2つのタイプに分けることができます。

1.デザイン信号柱と共に、信号灯器も別のデザインで発注するタイプ
2.灯器は従来一般タイプで、色のみ茶色などのタイプ

ここでは、2.のタイプについて調査しました。

 1.灯器上部接続方式
 2.灯器横接続(従来型接続方法)
 3.灯器背面接続方式
東京都などで設置されている方式です。設置方法は、L型器具を用いて矢印灯器設置用のねじ穴で接続します。 この設置方法が、全国的に一番多いのではないでしょうか。今まで設置してあった信号灯器が、そのままデザイン信号柱に設置換えできるメリットがあります。 神奈川県などで設置されている方法です。この設置方法は、接続が特殊なため、従来の信号灯器は設置できません。


接続方法は、3タイプありますが、
美観的には
1.上部接続方式は、片面設置の場合にケーブル類が全く見えないので、かなりすっきりした感じがします。
2.灯器横接続は、灯器をそのまま転用できるメリットがある分、古い灯器がそのままデザイン柱に転用され、後で茶色のペンキを塗られるケースが多く汚く感じます。
3.背面接続は、器具が大掛かりなのでごちゃごゃした感じになります。しかし従来灯器が転用設置できないため、必ず新しい灯器になるので美観的にはきれいなイメージがあります。

メーカごとの信号灯器接続は、1.と2.については同じため、3.の背面接続について紹介します。


各メーカごとの背面設置方法
 京三製作所
 小糸工業
 日本信号
一体型の新型灯器は、背面が丸くなっているため、山形の器具を用いて設置する方式です。 左の設置器具の縦横が逆になった設置器具です。灯器も背面用灯器でプレートの位置が左にあります。 日本信号の設置器具は独自で、セパレート灯器を1灯ごと組み立てる際に、設置器具を挟み込む方式です。

各社独自の設置器具を用いていますが、中でも日本信号が一番スマートな感じがします。


小糸製の信号灯器は、色々なバージョンがあるようです。
 上部設置用灯器 取出し口上タイプ
 背面設置用灯器 +分離信号下部灯器
外見は通常の灯器に見えますが、ケーブルの取り出し口が上にあります。 背面接続専用灯器は、製造プレートも右にずらしてあります。

また分離信号の下部設置用には、ケーブル取出し口が全くないタイプが用意されています。



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