隣同士の県でも、こんなにも違う設置方法編
隣同士の県でも、こんなにも違う設置方法編


東京都 神奈川県埼玉県

電線

直付け

帯電阻止器具使用

直付け

信号機の電線の張り方を見ると、東京都・埼玉県は「直付け」、神奈川県は「帯電防止器具」を使っています。また埼玉県は、ワイヤ内蔵ケーブルを使用していないので、ワイヤーを張った後に、電線をワイヤーにぐるぐる巻きにしている点が、今は珍しい工法です。


端子盤

まるK
警察のKの文字。

まる警
警察の警の文字。

まる警
警察の警の文字。

東京都は昔は、まる警でしたが、いつの間にか、まるKになりました。
神奈川県と埼玉県は、まる警でしたが、微妙にペイントが異なりました。また文字のかわりに、桜の大紋が入ったタイプもあります。


制御機の引込管

90度の曲がり管
2つ合わせて使用。

90度の曲がり管
L型器具を使用。

90度の曲がり管
2つ合わせて使用。

東京都と埼玉県の制御機からの取出し管は、他の都道府県にも多い設置方法です。

神奈川県は、昭和50年までは東京都と同じ設置方法でしたが、現在はすべて90度曲がり管と、L型器具の組み合わせた設置方法になっています。


取出し管

180度の曲がり管を使用。

一般的な取出し器具
パイプは電柱直付け

一般的な取出し器具
電柱とパイプの間に器具を使用

東京都の設置方法は、180度曲がり管を用いた珍しい方式です。神奈川県でも昭和40年代の設置された工法で、このタイプがありました。
神奈川県と埼玉県は、一般的な設置方法ですが、パイプを電柱に直付けする工法と、器具を挟む工法とが異なります。


※データに間違い等があった場合は連絡頂ければ修正します。 

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