最新の薄型信号灯器の動向


「新型薄型歩行者灯器比較」
車両用薄型灯器に引続き歩行者灯器にも薄型タイプが登場しました。
●三協高分子製製

    灯器筐体がセパレート型
灯器の真ん中に繋ぎ目があることから2つの部品を接続していると考えられます。パーツの組み合わせで1灯式や3灯式が出来るかもしれません。
●星和電機製

    灯器筐体の背面のデザインが従来型を継承
従来型と同様にプレート部が凹んだデザインになっています。前面のデザインは3社共通の筐体に似ています。
●信号電材製

    灯器筐体の背面の流線型が特徴
車両用薄型灯器の角ばったデザインでしたが、歩行者用薄型灯器は車両用とは正反対な丸美を帯びたデザインになっています。デザインとしては小糸工業の従来灯器のデザインを思わせます。
LEDはレンズユニットタイプと素子タイプがあります。

●3社共通筐体

箱型筐体
車両用薄型灯器は各社異なったデザインで特徴がありますが、歩行者用薄型灯器は京三・小糸・日本信号の3社で共通箱型筐体になっており、あまりにもシンプルで個人的には残念です。
筐体は3社で共通ですが雨水の排水用の穴が、出荷時のロットで異なるようです。
LEDは日本信号製のみ素子タイプで他の京三・小糸製はレンズユニットタイプになっています。
実際の設置例
車両用に比べて歩行者用はかなりインパクトがあります。筐体を薄くして庇も短くすることで背面に壁があるようなところにも設置出来、トラックなどにも庇を引っ掛けられる恐れが少なくなります。

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