最新の薄型信号灯器の動向


「信号電材製灯器の2008年最新動向」
●LED専用薄型灯器
・最近はLED信号機が増え、灯器も薄型で設置されるのが当たり前の時代になってきました。
・各メーカ薄型灯器が出ていますが、その中でも一番早くLED灯器の薄型化をしたのがこの信号電材でした。分厚さ半分、庇も短く、設置された当初は斬新でした。
・LEDレンズも300φと250φがあります。信号電材製は250φ用としてLED配列を別設計しています。
・信号電材製の薄型灯器も他社と同様に警察庁仕様の警交仕規と東京仕様と呼ばれる警管仕規の二種類があります。
・両者の違いは灯器の幅で、警交仕規は1250mm、警管仕視は1190mmとなっています。また灯器の高さのほうは統一されておらず、メーカによって若干数センチ程度の違いはあるようです。 どちらも基本パーツを共通にしていることから、灯器の幅は耳とよばれる金具で調整されています。(左:警管仕視、右:警交仕規)
・都道府県により採用されている庇の長さが異なります。左は短いタイプ、右は標準タイプです。
・東京都以外で設置されている薄型灯器の庇の長さは1/4タイプではなく、標準の2/3の長さの庇を設置している県が多くなっています。
・信号電材製の薄型灯器は他メーカと異なり一体型筐体となっています。
矢印灯器の筐体も2灯式で出荷されるタイプは、1灯式を2個並べて2灯式にしているのでなく、一体型の2灯式で出荷しているようです。
・初期タイプの信号電材製の薄型灯器は、矢印灯器の取付穴や電源穴が最初から空いており、穴にはゴムのパッキンが入っていました。しかし現在の設置されている灯器を見ると他メーカと同様に切込みが入っているタイプに変更になりました。
従来型灯器と比較すると前面左右の丸みが全く無くなり、完全な角型灯器となりました。
また背面もフラットになりました。
・イワブチ製の一本アームも主流ですが、九州では電材製の一本アームも設置されています。
灯器の取付け部が中央から灯器を抱え込むタイプとなっており、標準で左右に灯器の角度調整が出来ます。
神奈川県で用いられている逆L字フランジアームの灯器取付部と似ています。
・灯器を両面に増設するときも片面の灯器の器具を取り外しせずに、そのままの状態で設置できる工夫がされています。
・東京都で2004年に他県に先駆けて薄型灯器および一本アームでの設置が始まってから早4年が経過しましたが、当初は他府県でもこれがすぐにスタンダードになるかと思っていましたが、実際ふたを開けてみると薄型灯器の普及は進まず、いまだランプ式を設置している県も多く、一本アームに関してもほとんど県が従来アームで設置されており、全く普及しなかったと言えるのではないでしょうか。やはりコスト面が大きいのでしょうか。

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