最新の薄型信号灯器の比較


信号電材製7月・日本信号・小糸製が8月、星和電機製9月・京三製11月と
これで東京で設置されている灯器メーカが出揃いました。

「新型薄型灯器5社比較

●LED専用薄型灯器
    灯器の筐体がLED専用の薄型タイプへ
一番の違いは筐体が一体型か分離型かという点にあります。
信号電材製のみ一体型筐体で、他のメーカ4社は一灯づつ組立てる形式で、以前のセパレート灯器と同じような構造となっています。

矢印灯器は、星和電機製を除いた4社に電源の取り出し口がありますが、他のメーカも設置工法によって連結器具の中に電源ケーブルを内蔵して設置されているケースもあるので、まだ設置の設置工法も試行錯誤されているようです。

下面を見ると信号電材製は初めから矢印灯器の接続穴が開いていてゴムパッキンでふさがっているのに対して、日本信号・小糸・京三製は従来の灯器と同様に切込みが入っており接続時に切り取る方式となっています。京三製の背面は微妙ですが膨らみがあるデザインとなっています。
アームは灯器が軽量化されたため、どのメーカもイワブチ製の新型アームを使用しています。
アームの形状は参考画像右下の大阪で以前から使用されている丸一鋼管のタイプと似ていますが、丸一鋼管のほうはかなり長いタイプもステーを必要としないのに対して、イワブチ製は以前の信号アームと同様にステーが必要なようです。

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