薄型信号灯器の動向


「京三製作所製灯器の2010年動向」
・薄型分離型灯器2013モデル  ・薄型分離型灯器  ・ランプ式灯器
●2010モデル薄型一体型灯器
薄型灯器に一体型タイプが登場
・今年の8月から灯体に一体型が登場しました。
LEDユニットは昨年夏から採用されている面拡散型となっています。
・新型灯器は標準幅1250ミリとなっており、耳のようなものは無く1250ミリで一体幅となっています。そのため警視庁で採用している1190ミリ幅には対応できないため、今後の動向が気になります。
・形式がVATからVSPに変更になっています。
・背面には縦と横の線が入っており、灯器の強度を高めるために凹凸を設けているようです。
(面拡散型とはLED素子ごとに反射用の仕切りを設けることで、LED素子数を減らし製品のコストを削減しているタイプです。)
・矢印灯器は1灯式で独立した構造となっているようです。以前の分離灯器のように増設時に耳の部分を取り外して連結することはできないため、一灯ずつ設置することになります。そのため矢印灯器が各青黄赤灯の真下に設置できるように幅が狭い灯器となっています。
・LEDユニットは日本信号と同様にLEDの素子数を減らしたものとなっています。
・三世代を比較すると世代ごとに薄くなっているのが確認できます。
・前モデルは分離型灯体でレンズごとに蓋が開くタイプでしたが、今回は一枚蓋で二箇所の留具で開けるようになっています。
・矢印灯器を設置するための穴は予め空けられており、ゴムパッキンが入れられています。

サブページへ戻る   メインページへ戻る