最新の薄型信号灯器の動向


「小糸工業製灯器の2010年最新動向」
●LED専用薄型灯器 一体型灯器
LED素子タイプに拡散レンズを用いたものが登場
・小糸のLED素子タイプも拡散レンズを用いたものが登場しました。形式はTK6になっています。

・レンズ部を比較してみるとLED集約タイプのレンズがそのまま用いられているように見えます。
上がTK2、下がTK6です。

・LED点灯時に遠方から見るとLED素子は以前のものと同じようです。
・他メーカと違いLED素子ごとに反射用の区切りもないようです。
・薄型灯器のデザインは、従来型のデザインをそのまま薄型にしたような感じになっています。正面から見ると従来の灯器と間違えるぐらいです。
・小糸製の薄型灯器も他社と同様に警察庁仕様の警交仕規と東京仕様と呼ばれる警管仕規の二種類があります。
どちらも基本パーツを共通にしていることから、灯器の幅は耳とよばれる金具で調整されています。(左上:警管仕視、右上:警交仕規)
・LED式も300φと250φタイプの2種類があり、250φは東京都の細路や光害等の目的で設置されています
・250φレンズのほうは、各社別のLED配列で設計しているのに対し、小糸製は300φのLED基盤の外側1列にLEDを配置していないだけの設計になっています。
・設置方法は、東京では一本アームが標準で設置されていますが、多府県では従来型のアームで設置されることが多いようです。これはアームのコスト問題だと考えられます。
・薄型灯器は電材製を除き、セパレート構造になっているため、矢印灯器も増設時は横蓋を外して連結します。また他社と同様に矢印灯器にも電源の取出口があります。
・東京都で設置されている薄型灯器の庇は短いタイプで設置されています。従来サイズを1とすると1/4程度のものとなっています。ちなみに上の従来型灯器の画像も東京都のもので従来庇の2/3となっています。
・この薄型灯器の庇の長さは都道府県によってまちまちで、通常の長さのタイプか短いタイプのどちらかを採用しているところが多く、都道府県の各警察の考えで両極端に分かれています。
・イワブチ製の一本アームは、90度曲がったタイプと一直線の2タイプがありますが、最近は一直線タイプが主流になっています。これもコスト面が理由かも知れません。
・大阪府で設置されている90度曲がったアームは、大阪府のみ採用されている丸一鋼管製のもので、イワブチ製との違いはアームが長くなってもステーで吊り上げる必要が無いようです。それだけ鋼管が太いということになるでしょうか。

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