この信号機は、都会と田舎と、どちらにも良く設置されています。
細い道等で交通量が多く見とおしが悪い、前後に信号機があり間隔上設置できない、そこそこ交通量があるが信号機を設置する基準にいたっていない交差点などに設置されています。
設置方法も交差点の真中に吊り下げるといったシンプルになっています。
一灯式片面タイプ(1H31)
一灯式片面タイプ(1V31)
四方向一体型灯器(300Φ)
この一体型灯器は、現在も製造されており、愛知県や奈良県などで設置されています。
一灯式灯器両面タイプ
昔は現在のように、交差点の真中に吊り下げるといった方法は、なかったようです。
一灯式灯器4面タイプ
都道府県によっては、このタイプを採用している場所も多く、色々なタイプがあるようです。
灯器が真四角で、支えるステーも、一本で接続されています。後ろのメーカプレートの位置が上半分にあるところもめずらしいです。
京三製作所製(300Φ)
この1灯式灯器は、昭和50年代から3灯式灯器が丸形になった後も、しばらく設置されていました。
京三製作所製(300Φ)
1灯式灯器にも1Vタイプがありました。背面は、矢印灯器と作りは同じで横扉式になっています。
京三製作所製(300Φ)
このタイプは、どのメーカも形がほとんど同じだったため、見分けがつきませんでした。
京三製作所製(300Φ)
セパレート灯器
現在のモデルは、京三製も含め、各メーカ固有のデザインになっており、見分けがつきやすくなっています。
信号電材と同型灯器(250Φ)
灯器の筐体は同型ですが、レンズは京三独自のもので、プレートは緑色でした。
第〇世代 小糸工業製(250Φ) 一灯式灯器両面タイプ
この時代の信号灯器は、色々なタイプが製造されていたようです。小糸工業製(250Φ樹脂製灯器)
この灯器は昭和61年製で、制御機は警交仕規番号がない、小さい制御機でした。
丸型 第1世代 小糸工業製(250Φ) 一灯式灯器
この時代の一灯式灯器のアームは、一本が主流だったようです。ケーブルの通し穴と取り付け器具が独自で変わっています。
丸型 第2世代 小糸工業製(250Φ) 一灯式灯器
第2世代になっても、アームと取付け方法は、同じようです。
型番は、4H21なっており、四方向の4ではないかと思われます。
日本信号製(250Φ)
日本信号製(250Φ)
松下電工製(300Φ)一灯式灯器
この1灯式灯器は、昭和40年代後半から昭和51年頃まで製造されていました。