変わった信号設置例

変わった信号設置例の紹介
赤灯のみ300Φ採用  
各メーカ製

都道府県によっては、赤灯のみ300Φを設置している場所があります。
現在は300Φのみを設置している県も増えている中、栃木県ではこのような設置がまだ行われているようです。

赤赤の1灯式信号機  
小糸製

通常一灯式点滅信号機は、片側が黄点滅、交差する側が赤点滅になっています。

しかし場所によっては、どちらも赤灯を設置し、一時停止にしているところがあります。
また信号機のプレートも設置している県もあります。


集約設置灯器 栃木県で樹脂製灯器は見られませんが、赤レンズだけ300mmの灯器は幻です。
日本信号製樹脂灯器
宇都宮の飲み屋街にある集約式設置の信号です。この交差点は非常に小さく、信号機のポールを4本設置するスペースが無い為、このような設置となっています。
信号灯器を下側から撮ったものです。
灯器(日信製)/制御機(松下通工製)とも、1990年2月製です。(栃木県宇都宮市馬場通りにて撮影)

歩行者用灯器(ちょうちん型)
スクランブル信号に設置されている歩行者用信号灯器です。

まるでちょうちんのようにぶらさがっています。

歩行者用灯器は上部と下部からの設置に対応しているのでこういう設置も出来るのだと再確認しました。


踏切信号(こぶ型)

  通常は線路の手前で一時停止をしなければいけませんが、踏切信号がある踏切では青信号の場合は一時停止をしなくてもよいルールになっています。そういったものに沿って設置されている信号機です。

渋滞緩和やあまり電車の本数が少ないところに設置されています。

左の写真は赤灯の上にさらにもう一つ赤灯を設置した例です。

踏切信号は通常の信号とは違い、信号無視や信号見落としなどで電車との大事故になりかねません。そういったことにならないように赤灯を2個取りつけているようです。

また高速などの合流に設置されている信号機も赤灯が2個取り付けられている所もあります。


3灯式信号灯器(つり型)
この信号機は左右に通常の信号用電柱ではなく、電力用の高い電柱を立て左右からワイヤーを使って、ぶら下げる方法を取っています。

設置理由は前の道路が跨線橋になっている為、上り坂で見とおしが悪いためです。


時差式信号機

対面する側を信号を先に赤信号にして円滑に右折が行えるようにした信号機。

余談 時差信号機は全国の都道府県に取り付けられていますが、その「時差信号」を示す案内版も都道府県により取り付け位置や文字列などや大きさなど多種多用です。

蛇足 神奈川県はこの前までこの案内板がありませんでしたが、最近やっと設置されました。