Q9.西日対策とは何ですか?
画像の左と中上下が神奈川県で、右上下が東京都で撮影したものです。
LED方式にも2種類あります。
A9.このレンズのことです。
画像のように西日や朝日がレンズに当たると、どのレンズが光っているかわからなり大変危険です。このような現象を擬似点灯といいます。
西日対策をしていないレンズ(神奈川県)
最新式の信号機ですが西日対策をしていないために、太陽光も反射し何か点灯しているかわかりません。
擬似点灯は信号灯器の新旧には関係がありません。 西日対策用レンズ(東京都)
西日対策のレンズのために太陽光が入ってもレンズが擬似点灯していません。
これは外からの太陽光がレンズ内に入り込まないような構造となっているためです。
LED信号機
現在は省エネやランプ取替え・擬似点灯がないLED信号機の設置が増えています。
現在西日対策レンズが標準となっている都県や全く使用していない県などと、都道府県によってまちまちになっており、LED信号機についても素子形・集約形とこれもまちまちな状態となっています。良いものは全国統一拡大してもらいたいですね。
素子形LED(東京都)
LED素子形の場合はレンズがなく透明なカバーのみの構造になっているために、太陽光が入射しても消灯時は黒く見える利点があります。 集約形LED(神奈川県)画像下
集約形の場合は素子形に比べてLED素子が半分であるために導入コストが安い利点があります。
しかし無白色のレンズを使用しているために消灯時は白くなり、太陽光が入射すると白く反射するために眩しく感じることがあります。
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