Q2.信号灯器の中はどうなっていますか? 撮影協力 徳田氏
A2.中はこうなっています。
今回はこれと同型の京三製丸型1代目灯器を分解してみます。
設置されている灯器は小さく見えますが・・
取外した灯器を地面に置くとかなり大きく感じます。
灯器の底を見るとつなぎ目があります。
これは一枚の鉄板を上部と下部と別々にプレスして溶接しているためです。
レンズ部を取外します。
レンズ部は上開きの扉となっていますが、この丸型灯器以後のタイプから下扉に変更になっています。
レンズの反射板の拡大
半円でラッパ状になっています。反射板とレンズ部がネジ止めされています。
ランプ部取出し口
ランプの取替えが容易に出来るようにクリップ形式の2箇所の止め具が使用されています。
ランプ部を取り出してみます。
信号用ランプは、家庭などでおなじみのソケットタイプと車などで使われているソケットタイプがあります。
灯器の中を見てみます。
本当に鉄板一枚で製造されているのが確認できます。
また中央に電源の接続端子があり、色ごとにケーブルも色が違います。
今回分解した灯器です。
京三製作所社 昭和47年8月製灯器です。昭和47年というと丸型と角型と平行して製造されていた時期でもあります。
サブページへ戻る
メインページへ戻る