小糸工業信号灯器の歴史
小糸工業信号灯器の歴史

外観 灯器タイプ1 灯器タイプ2
小糸工業製 灯器の歴史 第〇世代
'**(S**)〜'69(S44)製造
 両面250Φ灯器
 灯器外観 
終に昭和42年2月製の灯器を発見!(情報提供 ゴエモン氏)
プレートの位置が筐体の底についており、明記が小糸製作所なっています。(プレート画像はプレート一覧で紹介)
アームの付け根の補助器具が2個設置されています。レンズもランプ消灯時がどの色も真っ黒です。

'70(S45)〜'77(S52)製造
片面設置用300Φ灯器 片面設置用250Φ灯器 片面設置用200Φ灯器
**(S**)〜'72(S47)製造 73(S48)〜'77(S52)製造 73(S48)〜'77(S52)製造
灯器は前後一体タイプと片面タイプの二種類あります。
小糸製の角型灯器は、他メーカに比べ250Φレンズ用と300Φ灯器でサイズが異なります。
昭和47年以前と後では、背面のランプ交換窓が上開きから下開きに変更されておりプレート位置も変更になっています。

第一世代
'70(S45)〜'72(S47)製造 300Φ両面灯器背面 灯器背面アーム接続部
矢印灯器設置タイプ  250Φ両面灯器側面
70年代に入り角張った信号機から丸みのある信号機にフルモデルチェンジとなりました。
大きな特長は、灯器が丸型になり、アームが灯器側面への一本刺しになったことです。、灯器の側面には現在のように、アームの取付用ネジ穴や電源取出し口がありません。また両面一体型灯器も特徴の一つです。

第二世代
'73(S48)〜'74(S49)製造 250Φ灯器正面アーム別付け 灯器背面アーム接続部
前モデルと形はほとんど同じですが、灯器背面に電源コード穴(前→後灯器)と電源コード取出し口(灯器→ステー)が付きました。 ステーも一本が灯器に刺さったタイプでしたが、このタイプから取りつけ器具を使って、ステーをしっかり直付けに変更になっています。

第三世代
'75(S50)〜'76(S51)製造 250Φ灯器+300Φ1灯式灯器 灯器背面ステー別付け式
前モデルと灯器はほとんど同じですが、ステーの取付け方が灯器の左右のネジで取り付ける、現在設置方法になりました。

第四世代
'77(S52)〜'80(S55)製造 Mサイズ300Φ灯器Sサイズ250Φ灯器
’76年頃からは信号機を支えるステーを少し直線してから斜めに落す型にかわりました。

第五世代
'81(S56)〜'86(S61)製造
Eタイプ不採用 '95(H7)まで
Mサイズ300Φ(N)灯器 Sサイズ250Φ(N)灯器
このタイプから灯器レンズが黒っぽい網目から薄い黒に変わりました。

第六世代
'87(S62)〜'96(H8)製造 Mサイズ300Φ(E)灯器 Sサイズ250Φ(E)灯器
この時期から擬似点灯防止機能付き信号灯器が設置されるようになりました。(東京都除く)
現在このタイプは、アルミタイプに移行したため設置が減っていますが、都道府県によってはまだ設置されている場所もあります。

第七世代
'94(H6)試行モデル 250Φ(E)レンズ部 Sサイズ250Φ(E)灯器
現在の灯器の試作タイプで、庇が250Φと300Φのどちらでも使用できるようになっており、前モデルと互換タイプのようです。

第八世代
'96(H8)〜'06(H16)製造 Mサイズ300Φ(E)灯器 Sサイズ250Φ(N)灯器
試行タイプから本格モデルになり、庇がレンズの大きさによって別の大きさになりました。そのため、250Φ灯器にあった庇にとレンズのふちがなくなりました。

信号電材OEM (近畿・中国・四国等)
OEMモデル
限定タイプ1 金属製300Φ灯器
限定タイプ1 金属製250Φ灯器
小糸工業も一時期OEM灯器を使用していたようです。

※データに間違い等があった場合は連絡頂ければ修正します。

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